生ハムといえばイタリア料理の定番メニュの一つ。
適度な塩味もあってワインにも良く合う定番おつまみですよね!
庶民派イタリアンとして有名なサイ○リヤでも
「プロシュート」の名前で提供されている人気メニューです。
そんな生ハムですが「サ○ゼリヤではよく食べるけど結局生ハムって何なの?」
「家でもおいしい生ハムが食べたい」という方も多いと思います。
そこでおいしい生ハムを食べるべく色々調べてみました!
この記事でわかること
1.生ハムの歴史や種類
2.生ハムを使ったレシピ
生ハムっておいしいけど普通のハムとどう違うの?
そんなあなたには、当記事が参考になりますよ。
ぜひご覧ください(`・ω・´)ゞ
生ハムの歴史
生ハムとは、一般的に豚肉の後ろ足を塩漬けにして乾燥させたハムのことを指します。
その歴史は古代ローマ時代にまで遡り、ローマ帝国時代から生ハム職人が存在していたという記録もあります。日本では、江戸時代にオランダから長崎に持ち込まれたのが最初とされています。
良質な乳酸菌や酵母菌によって守られた生ハムは、元々保存食として重宝されていました。
以前は輸入が禁止されていましたが、1996年にはパルマ産生ハムの輸入が解禁され
日本でも本場の生ハムを口にすることができるようになりました。
二大生ハム産地は「イタリア」と「スペイン」
生ハムの二大産地として有名なのが「イタリア」と「スペイン」です。
イタリアではプロシュートと呼ばれ、パルマ地方で作られているプロシュート・デイ・パルマが代表的です。
スペインではハム全般を指す言葉として広く使われている「ハモンセラーノ」が有名で
白豚の生ハムという意味もあります。
イタリアの生ハム
イタリアの生ハムには「プロシュート」「パンチェッタ」「コッパ」があります。
それぞれ特徴を見てみましょう。
プロシュート
後ろ足のもも肉を使ったハムの名称で、イタリアで生ハムとはプロシュートのことを指します。
日本ではサイゼ○ヤで出てくる生ハムとして有名ですね。
パンチェッタ
豚バラ肉を塩漬けにしたハムです。カルボナーラによく使うベーコンはこれを燻したものです。
コッパ
豚の頭から腰にかけての肉で作られたハムです。
丸い形状とスパイシーな味わいが特徴です。
スペインの生ハム
スペインの生ハムには「パレタ」「ハモン」があります。
それぞれ特徴を見てみましょう。
パレタ
豚の前足で作られたハムのことです。
後ろ足に比べて脂身が少なくさっぱりとした味わいが特徴です。
ハモン
後ろ足で作られたハム。ハモンはスペイン語で「ハム」の意味です。
スペインでハムといえばこれというほどの定番。
生ハムブランド
イタリアとスペインの生ハムは元々輸入禁止でしたが
規制緩和で1996年にイタリアが、1999年にスペインが解禁され
それ以降は右肩上がりで増加しています。
イタリア
イタリアの生ハムは「フェラリーニ」と「ヴィラーニ」というブランドが有名です。
それぞれ特徴を見てみましょう。
FERRARINI[フェラリーニ]
イタリアを代表するプロシュートブランドです。
安全性と品質を重視する企業方針と製法は高く評価されています。
VILLANI[ヴィラーニ]
1886年創業。モデナという都市にあり、特にパルマハムやサン・ダニエーレハムなどの生ハムは
最高級品して知られています。コッパやパンチェッタも有名。
スペイン
スペインでは「プルデンシア」と「シンコホタス」が有名なブランドです。
それぞれ特徴を見てみましょう。
La Prudencia[プルデンシア]
エストゥレマドゥーラ地方のグラダラーマ山脈北西にある1910年創業の老舗ブランドです。
伝統的な製法と最新の技術を駆使して製造された生ハムは品質が高く、イベリコ豚の風味や食感を生かした、独特の味わいは世界中で高い評価を受けています。
Cinco Jotas[シンコホタス]
150年以上の歴史を持つスペイン王室御用達の最高峰生ハムです。
深い味わいと豊かな香り、口の中でとろけるような食感が特徴です
アイディアレシピ①「ピアディーナ」
比較的簡単に作れるのでぜひ試してみてください。
材料(1人前)
強力粉:150g
塩:ひとつまみ
ぬるま湯:約100cc
エクストラバージンオリーブオイル(EXVオリーブ油):小さじ2
生ハム:適量
ルッコラ:適量
作り方
1)強力粉、塩、ぬるま湯をボールに入れてざっと混ぜ、EXVオリーブ油を加える。
2)5分ほどこね ラップでくるんで2時間ほど置き、6等分にカットして乾かないように少し寝かせる。
3)2を薄く伸ばし 弱火のフライパンで焼く。 膨らんだらひっくり返し火を強めてさっと焼き目をつける。
4) 生ハムとルッコラを挟んで完成。 お好みの具をはさんでもOK。
アイディアレシピ②「焼き野菜のマリネ〜バルサミコ風味〜」
生ハムを使用した前菜レシピです。パーティーにもオススメ!
材料(1人前)
大根:1.5cm
なす:1本
ズッキーニ:1/2本
ヤングコーン:2本
アスパラガス:2本
カリフラワー:小房1個
ブロッコリー:小房 1個
赤ピーマン:適量
黄ピーマン:適量
セミドライトマト:1個分
ハーブ(タイム、ローズマリーなど):適量
生ハム:1枚
オリーブオイル:適量
塩・黒胡椒:少々
[マリネ液]
・バルサミコ酢:10cc
・オリーブオイル:30cc
・塩:少々
・レモン汁:少々
作り方
1)マリネ液の材料を混ぜ合わせる。
2)大根、なす、ズッキーニを縦半分に切る。
3)カリフラワー、ブロッコリー、赤ピーマン、黄ピーマンは一口大に切る。
4)セミドライトマトは食べやすい大きさに、生ハムは半分に切る。
5)グリルパンにオリーブオイルをひく。
6)セミドライトマト以外の野菜に塩を振り、グリルする。
7)焼き色がついたらハーブ類を加えて混ぜ、皿に盛る。
8)生ハムをトッピングし 黒胡椒を振る。
今回の記事を参考に皆さんもぜひ
「マイベスト・生ハム」を見つけてみてください!