骨まで愛して!スペアリブなら丸ごと食べよう

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スペアリブ

BBQでは欠かせないのが、スペアリブ。屋外で食べる料理の中でも、骨つき肉は自然の中でワイルドに食べるのが、また楽しいものです。

1. とんこつ、好きなら絶対に試そう、スペアリブ丸ごと大作戦

ところで、スペアリブといえば、豚バラ肉。ですから骨がついていて脂があって、実際には食べられる部分が少しだけ…というのが定石ですね。お肉やさんで買ってくる時は、肉の重みを感じますが、実際には骨ばかりだった、というのもスペアリブの特徴。

確かに、炭火をじわじわ起こして、じっくり焼き上げ、脂を落としたところに火がついて、香ばしさが肉に染み込んで…というのも最高でしょう。味付けは塩胡椒だけでも絶品。ですが、せっかくの骨も活かしてみませんか?

2. 宮崎あおいの「篤姫」は、黒豚を食べて、頑張った!

NHKの大河ドラマ「篤姫」といえば、主演の宮崎あおいさんが艶やかな大奥に、単身鹿児島から乗り込んできて、大活躍するストーリー。幕末の日本を支えた西郷隆盛もそうですが、実は皆、戦国時代から豚を食べていたのです。

驚くべきことは、なんと骨まで食べてしまう鹿児島名産の豚骨料理。これって、今はやりの「黒豚」だから、骨まで食べられるの?と思う方も多いでしょう。実は、鹿児島には肌の黒い豚だけがいるのではないのです。

かごしま黒豚というブランド名はありますが、実は牛のように品種が統一されているのではありません。ただ「サツマ」「ニューサツマ」「サツマ2001」といったサツマ系統の黒豚が作られてきました。

大きな特徴は、みんな「サツマイモ」を食べさせている、ということなんですね!サツマイモを食べることで、筋になった繊維がより細くなり、旨味成分が、他県の品種よりもずっと多く、美味しいのです。

3. 圧力鍋を使って、骨までしっかり煮てしまおう

鹿児島名物の「豚骨」。これは薩摩の角煮、といったところでしょう。角煮を作る際、市販のたれを使ってもよいのですが、薩摩の場合は八丁味噌、そして薩摩焼酎があると最高です。

作り方は様々ですが、やはり、最初に油を熱した鍋でスペアリブを炒めて、焦げ目をつける程度にしてからさっと50cc程度の薩摩焼酎をかけ、一気に強火で炒めます。

そのあとは、圧力鍋に水を入れ、アクが出るまで煮込んで、アク取りしたあとに、お好みの人参や大根、生姜などと八丁味噌(白味噌と赤味噌でもいい)、黒砂糖などでコトコト煮ていけば出来上がりです。

色合いも非常にツヤが出て、味噌の合わせ加減で味はお好みにできますので、ぜひ季節を問わずご賞味下さい。


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