日本各地で440店舗以上も展開している、SUBWAYですが、意外や意外、ホットドッグは扱っておりません。そうです、サンドウィッチとホットドッグは全くの別物。
ホットドッグはあくまでもソーセージを挟んで、マスタードとトマトケチャップで色づけられるのですが、ここでは本家アメリカの生ソーセージを試してみましょう。
1. そもそも、「生」ソーセージとは?
ソーセージは国産、外国産と様々ですが、原料は豚肉に牛肉や鶏肉を混ぜ合わせて作ります。牛肉や鶏肉だけの場合では、食感がパサパサになりすぎ、あのパリッとした歯ごたえにはなりません。
生ソーセージは、生で食べられないものです。製法の過程で保存料を使いません。もともと様々な肉をミンチにして練り合わせますので、動物が持つ最近もそれだけ多種入っているわけです。
そこで、大抵のハムやソーセージには「ソルビン酸」という保存料が添加されます。これを使うと、細菌の活動がゆっくりになり、ストップしてしまうメリットがあります。ですが、生ソーセージの場合には、保存料がありませんので、まず軽く茹でてから、弱火で全体に火が通るようにして、滅菌して食べるのです。
ちなみに、日付が新しい普通のハムやソーセージは、それだけ「濃度の濃い」ソルビン酸が含まれています。ですから、実際には消費期限の新しい方が安全、というわけでもなく、消費期限ギリギリでも中身の衛生面は同じ、と考えましょう。
2. ライスペーパーと使って、アメリカン春巻きがうまい!
さて、生ソーセージを数本、茹でたところで、ライスペーパーを用意して下さい。通常の春巻きの皮ではなく、生春巻きの皮。
これにお好みの茹で上がった生ソーセージとお好みの野菜を添えて、ぐるぐると巻き上げます。レタスやパセリなどでもOK!大ぶりにして、あとは油で揚げていきましょう。この時はじっくりソーセージの中心に火が通るように、弱火で。生ソーセージはできるだけ太いものでチャレンジ。大ぶりだと食べ応えもありますよ。
3. ナンやトルティーヤに乗っけて、楽しむのもよし!
生ソーセージの楽しいところは、一旦湯通ししたあとに、じっくりとフライパンで焼き上げることで、皮が破れずに中身のジューシーさが味わえることです。
ですから、これを包むパンにこだわっていけば、即席のパーティに早変わり。例えば、スーパーやネットでは、ナンやトルティーヤが売られていますので、自宅で一から作らなくてもOK。これなら、ジューシーな肉汁が飛び出ても、手づかみで食べられますね!