贈り物としての人気も高いローストビーフ。
クリスマスやお正月などの時期に食卓に並ぶことも多いと思います。
そんな時期は来客も多く、せっかくならおいしい食事を提供したいものです。
しかり、普段あまり食べる機会が少ないローストビーフをいざ食事に出してみると
「あれ?ちょっと硬くて噛み切れない…。」「切りかたがちょっと汚い…。」なんてことにもなりがちです。
これだとせっかくのローストビーフが台無しですよね。
今回はそんなローストビーフの美味しい食べ方、切り方についてご紹介します。
1. ローストビーフは常温で!
ローストビーフの美味しさを一番味わうことができるのは、常温の状態です。
冷蔵庫から出してすぐに食卓に並べたり温めてから出す場合もあるかもしれませんが、常温が一番美味しいとされています。
もちろんこれは好みの問題もあるのですが、もし「今まで温めて食べていた」「冷たいままで食べていた」という方は一度常温で召し上がってみてください。
2. ローストビーフの切りかた!
ローストビーフは他の料理に使っても美味しいですが、薄くスライスしてそのまま食べるのも手軽で美味しいです。
ですが、切って食べてみたらなかなか噛み切れなかったという経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実はローストビーフを美味しく食べるには、切り方が大切なんです。
3. ローストビーフは薄くスライス!
まずひとつめに大切なのが、厚さです。
ローストビーフは繊維がびっしりとしているので、あまり厚くきってしまうとなかなか噛み切れなくなってしまいます。
また、ローストビーフは味付けが肉の表面部分にのみされていることが多いんです。
そのため、あまり厚くきってしまうと味がついている部分が少なくなって、薄味に感じてしまいます。
厚さとしては3mm程度がちょうどいいです。
4. ローストビーフの繊維を絶つ!
ローストビーフの食感が固くなってしまうのは、ローストビーフの繊維を無視して切ってしまっている可能性が高いです。
ローストビーフの繊維に沿って切ってしまうと、どうしても繊維を噛み切るために顎が疲れてしまいます。
そのため、ローストビーフを食べるときは繊維を断ち切る必要があるのです。
お肉の表面を見てみるとシワのような繊維が伸びているのが分かると思います。
この繊維に直角になるように包丁を入れれば、繊維を断ち切ることができるんです。
また切るときに下に力をかけてしまうとお肉が崩れてしまうので、包丁を前後に小刻みに動かすようにしましょう。
ローストビーフを美味しく食べるために気をつけたいのは、
・温度
・厚さ
・繊維を断ち切る
この三つのポイントです。
ちょっとの手間で柔らかく美味しいローストビーフを楽しむことができるので、機会があったら試してみてくださいね。