生ハム – 栄養豊富なお肉の存在 –

生ハム

生ハムは老若男女問わず人気のある食材の一つです。
”おしゃれな食べ物”というイメージをもつ方も多いと思います。

そんな生ハムですが、実は!

栄養もたっぷり備えた健康食品だということをご存知でしょうか?
その正体を知ったら、生ハムがより魅力的に感じられるはずです。

1. そもそも生ハムとは?

主に豚のもも肉やロース肉を塩漬けし、冷燻したものです。
(乾燥させるだけで、燻製にしない”プロシュート”などもあります。この名前もよく聞きますよね)

2. 生ハムは日本人にうってつけの食材!

生ハムにはビタミンB1が多く含まれています。ビタミンB1は疲労回復のビタミンとも呼ばれ、炭水化物(糖質)の代謝を促すため、お米をたくさん食べる日本人には必要な栄養素なのです。

その他の肉加工品に比べて、特に生ハムには多く含まれているのも魅力のひとつです。

3. 生ハムは美容にも効果アリ!

そしてもうひとつ多く含まれているのがタンパク質。体作りにとても大事な栄養素で、お肌や髪の毛を美しく保つためにはタンパク質が必要です。タンパク質は肉類には多く含まれるものですが、肉加工品では生ハムがダントツ!

その上気になる脂質はベーコンの半分くらいと女性に優しい食材です。

4. でも塩分が心配、そんなあなたに…

塩分の摂りすぎが心配だという方は、塩分を体外に排出してくれる「カリウム」と「水分」を一緒に摂れば問題ありません。このふたつを多く含むのが、果物です。

ですので、例えば「生ハムメロン」はとても理にかなった食べ方と言えます。この他にも、キウイ、洋なし、柿、リンゴ、モモ、イチジクやアボカドなど様々なものと相性が良いのでぜひ色々な食べ方をお試しいただればと思います。

また、生ハムはそれだけでしっかりとした味わいがあるので、サラダにすればドレッシングいらず!これまた塩分対策になります。

5. 生ハムはこんな方におススメです!

・体がだるい方
・疲労を回復したい方
・タバコを吸われる方
・お酒をよく飲まれる方
・スポーツをする方

上記のとおり、エネルギーを生み出す栄養を多く含んでいますし、汗と共に流れてしまうビタミンを補給できたり、タバコやお酒で失われてしまうビタミンも摂ることができます。

おしゃれなだけではなく、なんとも多機能な存在である生ハム。
最近はコンビニでも手軽に買えるようになりました。

前菜にするも良し、シンプルなパスタに乗せればそれだけで贅沢感が出ますし、アボガドと組み合わせてどんぶりにすれば、カフェごはんのような食卓を演出できます。

健康に美味しい食事を、生ハムで実現しませんか?

お歳暮で頂いたハムの保存方法は?

ハム

ハムといったらお歳暮の定番ギフトですよね。
いつも家庭で活躍する薄切りのハムとは違い、高級な包装に包まれたハムを見て家族も大喜び!

ですが、こういったハムってなかなか一度では食べきれなくて困っちゃいますよね。
「せっかく頂いた高いハムだからいつもと違うレシピで!」なんて考えているうちに時間もどんどん過ぎていってしまったりして…。

今回はそんなハムの上手な保存方法をご紹介しますね。

1. まずは賞味期限を確認!

まずは包装に記載されている賞味期限を確認しましょう。
ハムは未開封の状態であれば、長い期間保存することができます。
しかし、開封して空気に触れると徐々に劣化していってしまいます。

そのため、一度開封したら賞味期限に余裕をもって食べてしまったほうが美味しく食べられます。

2. 保存の仕方

未開封のままだとかなり長い期間保存できるのが嬉しい点ですが、問題はお歳暮で贈られてきたようなハムは一度で簡単に食べきれないという点ですよね。
そんなときは正しい方法で保存するようにしましょう。

■開封後2~3日程度で使い切る場合
もし開封後2~3日程度でハムを使い切ることができるのであれば、冷蔵保存で問題ありません。
ただし、ハムは空気に触れるとどんどん劣化していってしまいます。
そのため、2~3日程度で使いきれる場合でも、ハムにラップを巻いてしっかりと空気を抜いて冷蔵保存するようにしましょう。

大きなハムを2~3日程度で使い切るとなるとハム料理づくしになるかもしれませんが、そこは腕の見せ所ですね!

■1週間以上保存する場合
大きな塊のハムを短期間で使い切るのはなかなか難しいので、長期間保存したいという人も多いでしょう。
そんなときは冷凍保存するようにしましょう。

冷凍保存の方法はふたつ。
小分けにスライスして保存するか、塊のまま保存するかです。

小分けにスライスする場合のメリットは、料理のたびに使いやすいという点です。
しかし、その反面空気に触れる面積が大きくなるので味の劣化もしやすいですね。

塊のまま保存するメリットは、空気に触れる面積が最小限に抑えられるので冷凍庫内での劣化も最小限に抑えられる点です。
しかし、解凍と冷凍を繰り返せばその分味も劣化するので、塊で冷凍するのであれば一度に使いきらなければならなくなります。

今後ハムをどのように調理するかで保存方法は変わってきますが、私はいつも小分けにして保存するようにしています。

いずれの場合も冷蔵保存のときとおなじように、ラップをしっかりと巻いて空気を抜くようにしましょう。
解凍するときは水分と一緒に旨みも逃げ出してしまうので、なるべく冷蔵庫でゆっくり解凍したほうがおいしく食べられます。

贈り物のハムの保存で困ったら、その後の調理の仕方や頻度によって保存の仕方を変えるようにするのがいいですね。

ハムに入っている『亜硝酸塩』ってどんなもの?

ハム

スーパーで買ったハムお裏側を見たら「亜硝酸塩」という文字を見つけました。これって着色料ですよね。大丈夫なのかしら? そこで、今回も私なりに調べました。肉食系女子を名乗るなら、こういうことも知っておかなくてはね!

1. 「亜硝酸塩」を使うのは確かな理由があった!

亜硝酸塩は、着色料というより発色剤だそうです。つまり色を付着させるのではなく、お肉自体が持っている色素を固定化させ、褐色になるのを防いでいるのだとか。また肉の臭みを消す役割も果たしているみたいです。

しかし最大の要因は食中毒の防止! 亜硝酸塩は細菌の繁殖を抑える働きがあり、ボツリヌス菌を抑制する効果があるそうです。発色剤の使用量については食品衛生法で、食肉製品で用いられる亜硝酸根残存量は70PPm(1kgに対して0・07g)以下と使用基準が定められています。ですから、多くの食品メーカーはソレを守りながら製造しているというわけです。また亜硫酸塩が使われていない時は、無塩漬ハム・ソーセージと書かれています。日持ちしませんから、早めに食べるようにしましょう。

2. 「亜硝酸塩」って特別なものなの?

決して特別な添加物ではありません。赤ワインに入っている酸化防止剤は亜硝酸塩ですし、冷凍エビや塩サケの色を保つためにも使われています。そして何より、ほうれん草や小松菜、ニラなどの葉野菜自身に亜硝酸塩が含まれているのです(青みが強く食べるとエグく感じるものに多く含まれているみたいです)。

たとえば、ほうれん草を茹でると、アクが出ますよね。あのアクが亜硝酸塩と思えばいいみたい。無農薬野菜はアクが少なく、甘みを感じるので亜硝酸塩が少ないといえるでしょう。亜硝酸塩をあまり摂りたくなかったら、アク取り除いたり、無農薬野菜を買ったりすればいいのですが、市販のハムやソーセージもそうした方がいいのでしょうか?

そういえば、亜硝酸塩は発ガン性物質と騒がれたこともありました。調べてみると、食品メーカーは基準値を守って作っていますし、お腹いっぱいたべたとしても基準値に到底達しないようです。また毎日365日も沢山食べ続ける人はいないでしょう。魚を食べる日もありますからね。

ここで肝心なのは、このような知識を持っているかどうかということです。知っていれば、購入する時に添加物をチェックしたり、調理方法を工夫したりして、安全を確保できますから。賢く食べていきましょうね!

ハムの『オレンジ色フィルム』は今もある?

ハム

お歳暮にいただいた箱入りのハム。丸太のような極太ハムにはオレンジ色のフィルムがピシっと貼り付いていました。美味しそう~、涎を垂らしていた子どもの頃の私。母親に、ハムをステーキのように厚く切って食べたいと訴えたのですが、その夢叶わず・・・。大人になった今、積年の夢は果たすべく、ハムを物色しにスーパーヘ行きました。

あれっ、オレンジ色のフィルムに包まれたハムがない! どうして? いつも数枚に切り分けられた個包装のパウチハムを選んでいる私。見落としていました・・・なんたる失態! これでは肉食系女子を自認できません。さっそく調査開始です。

1. 意味があったオレンジ色のフィルム

調べてみました。あのオレンジ色のフィルムは、昭和9年頃から存在しています。大衆化したのは昭和25年以降のこと。高度経済成長期にお中元やお歳暮として箱入りハムがあちらこちらの家に贈られました。そのハムに、オレンジ色のフィルムが使われていたのが記憶に残っていたのです。

あのフィルム、実は塩化ビニリデン系のサランフィルムという特殊なもの。酸素を通さないので中身(ハム)の鮮度を保つことができ、熱を加えても変色しないとい特性があるらしい。

オレンジ色に決まったのは、中身の肉の色(桜色)に近かったことと、日光に当たった時、変色・劣化を防ぐ役目も担っていたとか。そんな深い理由があったのですね。確か、そのフィルムの端は銀色のクリップで留められていました。太いハムに皺ができていたのを思い出します。

2. 最近はフィルムの色が透明に

しかし、最近はオレンジ色のフィルムを見かけなくなりました。なぜでしょう? 今は透明なフィルムがほとんどです。更に調べると、最近特殊な透明のナイロンフィルムが開発されていたのです。このフィルムは強靭で、耐熱性・耐寒性も兼ね備えているすぐれモノらしく、密閉性も極めて高くて、安全な品質を確保できるものらしいのです。そして透明ということから、消費者自身がハムの品質をハッキリ確かめられるというのが市場を占領した理由でしょう。

全てのハム会社がオレンジ色のフィルムをやめたわけではありませんが、大手は透明なフィルムに移行しています。それだけ技術が進んだということでしょうけれど、私には寂しい気持ちも残ります。あのオレンジ色のフィルムにはノスタルジーがありますから。

と、憂いに浸っていたら、スーパーで見つけました、鉛筆型した細長いウインナーを! おぉ燦然と輝くオレンジ色のフィルムが使われているではないかっ。関東では魚肉ウインナーをよく見かけますが、関西では細長いポークのウインナーが主流ですよね。子どものおやつ、大人の酒のあてになるオレンジ色のフィルム万歳! これからもずっと愛食していきます。

『ハム』や『ソーセージ』の歴史を教えて!

ハム

肉食系女子はハムやソーセージが大好き! スーパーで手軽に購入できるし、ネットでも買えます。食べ放題の店に行けば、味付けの異なったハムやソーセージがたくさん並んでいます。しかしずっと前に祖母が言ってました。「昔はハムもソーセージも高級品だったわ」と。本当かしら? そこで歴史を調べてみることにしました。

1. ハムやソーセージを最初に食べた日本人は誰?

いろいろ調べましたが、明確な情報は得られませんでした。あぁ、残念。ただ、遣唐使の時代に中国ではハムが存在したので遣唐使が食べた可能性はあるようです。また新しもの好きな織田信長の元に多くの西洋人が通っていたことから、信長も食べたのでは? と言われています。

江戸時代には野豚ハム(ハムらしきもの)があったようですが、詳細は不明。文献に登場するのは明治5年になります。長崎でハムの製造に着手した松田雅典という人が、明治天皇が長崎に巡幸した際に献上したそうです。同じ頃、松本辰五郎が中国人から作り方を学び、中村健吉の親がオランダ人から学び、片岡伊右衛門がアメリカ人から学んでいます。

明治時代は、長崎・北海道・神奈川でハムの製造が盛んに行われたようですが、製品としては今のハムのような完成度ではなかったみたいですよ。

一方、ソーセージですが、長崎のオランダ屋敷に出入りする商人の間で食されていたみたいです。文献では、明治43年、農商務省で嘱託技師をしていた飯田吉英がソーセージの製法を広めたようです。(飯田吉英はアメリカのイリノイ州に留学し豚肉加工技術を学んでいたため)。

同じ頃、民間では大木市蔵という人がドイツ人に加工技術を習っています。そして横浜にハム・ソーセージの店を出しました。ソーセージの量産ができるようになったのは、第一次世界大戦後、ドイツ兵の補量の中にソーセージ職人が5人いたのがキッカケ。彼らは最新技術持っていたため、農商務省を通じて全国に技術が広がりました。そしてやっと、昭和30年~40年頃に、一般家庭の食卓にハムやソーセージがのぼるようになったのです。

結局、誰が最初に食べたかわかりませんでしたが、明治から昭和初期までは、ハムもソーセージも超高級品だったことは確かです。祖母が「高級品」と言っていた通りでした。例えばハム一本の値段が米俵一俵に相当したとか。大量生産が始まって、やっと庶民の手が届く食べ物になっていったのですね!

2. 世界では、ハムやソーセージを食べたのはいつ?

古代には、ハムの原型があったと言われています。狩猟生活をしていた時代は、食べ残した肉が腐っていくので、古代人は乾燥させたり、塩漬けにしたり、くん煙にしたりして保存を高めました。古代人の賢さには驚かされます。

ソーセージは紀元前3000年前、ギリシアで食べられていたそうです。それは、肉だけでなく、血や脂など無駄なく食べるためにソーセージが考案されたのだとか。紀元前900年頃に書かれたホメロスの「オデュッセイア」の中にソーセージが登場し、これが最古文献だとされています。

時は流れ、12~13世紀頃に、ほぼヨーロッパ全域でハムやソーセージが作られるようになり、14~16世紀頃に、今日のハムやソーセージの原型が出来上がりました。

日本は、世界の中でも遅れて19世紀頃やっと食べるようになったのです。ヨーロッパから見て日本は極東の島国、そして鎖国していたこともあり、伝来が遅れたのでしょう。情報化時代の今では、考えられないことです。