ホルモン

低カロリーで美容効果も期待できるシマチョウの5つのこと!?

シマチョウ

「シマチョウ」と言われて何のことかピンとこなくても、「ホルモン」と聞いて「シマチョウ」を思い浮かべる人は少なくないかもしれません。

それくらいシマチョウはホルモンの中でもメジャーな部位ですが、具体的にどんな部位か知っていますか?

シマチョウの部位について、シマチョウの栄養について、シマチョウの食べ方について調べてみました。

1. 「シマチョウ」って何?

シマチョウは“ホルモンの王道”とも言われるほど、ホルモンの中でも人気が高い部位です。

「シマチョウ」の“チョウ”は“腸”で、牛の大腸にあたります。「シマチョウ」の“シマ”は表面が縞模様のように見えることに由来していると言われています。

別名「テッチャン」とも呼ばれていますが、これは韓国語で“大腸”を表す「テジャン」から来ているそうです。

ちなみに小腸は「マルチョウ」、直腸は「テッポウ」と呼ばれます。

腸の部位は肛門に近づくほど厚みと硬さが増します。シマチョウ(大腸)はマルチョウ(小腸)よりも肉厚で噛み応えがあり、より肛門に近い「テッポウ」はかなり肉厚で硬い部位になります。

2. シマチョウは栄養価の高いスタミナ食

シマチョウはホルモンの代表的な部位ですが、「ホルモン」と言えばスタミナ食としてもよく知られています。

シマチョウは色味が白っぽく、程よい脂があるもののどちらかと言えば淡白な味わいですが、神経の調整作用と疲労回復の効果があるとされるビタミンB1や、葉酸と共に赤血球を作る働きがあり貧血予防になるビタミンB12、骨を健康に保つ役割のあるビタミンKなどがシマチョウには豊富に含まれています。

ちなみに、焼肉店ではシマチョウが「ホルモン」というメニューで提供されている場合もありますが、一般的には「ホルモン」は内臓肉全般を指す言葉です。

「ホルモン(内臓肉)」は部位によって含まれる栄養素に違いはあるものの “ミネラルやビタミンの宝庫”と称されるほど、全体的にミネラルやビタミンを豊富に含んでいます。

3. シマチョウは低カロリーな美容食

一般に、内臓系の部位は生肉系の部位よりも低カロリーと言われています。

シマチョウの特徴のひとつはその適度な脂ののりにありますが、それでもカルビやロースなどの生肉と比較すれば100gあたり約160kcalとかなり低カロリーです。

シマチョウには上述の栄養素以外にも、細胞の再生や成長を促して美容に良いとされるビタミンB2やコラーゲンも多く含まれています。

コラーゲンは肌のハリや弾力を保つために効果があることは女性の間でよく知られていますが、他にも関節の動きを滑らかにしたり、骨や血管を健康に保つなど体にとって重要な役割を担う栄養素です。

低カロリーで栄養価が高く美容にも良いと聞けばいくらでもシマチョウを食べたくなってしまいますが、比較的低カロリーとはいえコレステロールが高いので食べ過ぎには注意が必要です。

4. シマチョウの下処理

シマチョウを家で調理する場合には、汚れを落として独特の臭いを消すためにも丁寧な下処理が必要です。

まずは洗いますが、洗い方にもいろいろあります。

・洗濯機で洗う
・焼酎、日本酒、醤油もしくは牛乳に30分ほど浸してから水洗いする
・たっぷり小麦粉をまぶしてゴシゴシと擦り合わせるようにして、汚れや臭みを小麦粉に吸着させてから小麦粉を洗い流すように流水でゴシゴシと洗う
・小麦粉の代わりにおからを使用して洗う

などです。

洗ったら柔らかくなるまで下茹でしますが、シマチョウは厚みがあって硬いため柔らかくするには長い時間を要します。

また、シマチョウを下茹でするときは

・お湯に生姜やネギなどの香味野菜を入れる
・お湯に焼酎や日本酒、ビール、醤油などのどれかを少量入れる
・流水で洗ったものを一度熱湯で茹でこぼし、水洗いしてからさらに熱湯で茹でる

など、臭みを消すための工夫も必要です。

中には少し臭みが残っているくらいが好みだったり、小麦粉を使って洗う方法では脂が落ちすぎてしまうと感じる人もいるようです。どの方法でどの程度下処理するかは好みの脂や臭みの残し具合に合わせてということになるでしょうか。

‘美味しい焼肉店はシマチョウの味を見ればわかる’と言われることがあります。もしかするとこれはシマチョウの下処理の、丁寧に汚れや臭みを落としながらも適度な旨味を残す巧さのことなのかもしれません。

5. シマチョウの食べ方

シマチョウの食べ方として最も一般的なのは焼肉でしょうか。美味しいシマチョウの焼き方があります。

まず、シマチョウの縞模様がある側を下にしてじっくりとよく焼きます。火が通ったら裏返して軽く温める程度に焼くのがコツです。シマチョウは焼いていると丸まってくるので、トングや菜箸で丸まりを押さえて全体に火が通るようにします。

焼き網を使って焼くと落ちた脂の煙で燻されてさらに香ばしく焼きあがりますが、ここで十分にシマチョウの脂を落とせばカロリーダウンにもなります。

焼肉の他にもつ鍋もポピュラーですが、インターネットのサイトではシマチョウの煮物や唐揚げ、炒め物なども紹介されているので参考にすると良いでしょう。

おわりに

シマチョウは低カロリーで栄養価が高く美容効果も期待できるとして、女性の間で人気が高まっているようです。

焼き網の上でモクモクと立ちのぼる煙に燻されながら脂を滴らせるシマチョウはワイルドで、“男性のスタミナ食”というイメージがありました。しかし最近は、シマチョウなどのホルモンが女性の間でも人気で、ホルモン好きの女性を表す「ホルモンヌ」という言葉が登場したほどなのだとか。

少し前には「ひとり焼肉」という言葉が流行っていましたが、“ホルモンヌのひとり焼肉 ”はワイルドとは真逆で、オシャレにさえ思えるから不思議です。


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