ホルモン

ホルモンは盲腸を切った時の回復のために食べればいい?

ホルモン

肉食系女子の友人が「盲腸の手術をしたから、精を出すためにホルモン屋さんへ一緒に行ってくれないかな?」と誘ってきました。もちろん私もお肉大好き! 断るハズがありません。しかし、なぜホルモン屋さんと指定してきたのでしょう? そこには彼女なりの深い理由があったのです。

1. 「同物同治」という薬膳の考え方

数週間前に腹腔鏡で盲腸の手術をした友達が、今目の前でパクパクとホルモンを食べています。元気になって良かったと安堵する反面、爆食して大丈夫かなと心配にもなりました。で、恐る恐る聞いてみたのです。すると彼女から明快な答えが!

「同物同治っていう言葉を知ってる? 私入院中に知った言葉なんだけど、薬膳の世界では、こういう治し方があるんだって。身体に悪い部分がある時は、その箇所と同じものを食べるらしいの。例えば、肝臓が悪ければ牛や豚、鶏などの肝臓(レバー)を、心臓が悪ければ心臓(ハツ)を、胃が悪ければ胃(ミノ)を、腎臓が悪ければ腎臓(マメ)を、目が疲れていれば魚の眼肉を、といった具合。

同じもので補うということね」。だから今ホルモン料理なのですね。私はすっかり納得してしまいました。と、わかれば私の分までどんどんホルモンを食べてください! そして元気になってね。

2. 薬膳の世界を調べてみました

薬膳に興味を持った私は、帰宅後に調べてみました。薬膳は、中学医論を基にしています。漢方や生薬を用いることで自然治癒力を高めて治療するのが特徴です。似た言葉に医食同源(いしょくどうげん)があります。

これは、日ごろからバランスのよい食事を摂ることで病気を予防しようという考え方ですが、同物同治(どうぶつどうち)は身体のわるいところを治すには同じところを食べた方がいいという考え方です。薬膳は、疾患の予防や治療・回復を目的としているので、自然と健康増進や滋養強壮へ促してくれるのでしょう。素晴らしい考え方だと感激しました。

ただ、残念ながら医学的な根拠はないようです。医学に無頓着な私でも、髪の毛を食べたら髪の毛が生えてくるとは思いませんし、爪を食べたら爪が伸びるとも思いません。ある程度の傾向がある、弱った所を補うことができるかも、と前向きに理解すればいいのですね、きっと。

ところであなたは、家でハツやミノなどを調理しますか? 普段食べなれない部位は、細菌や有害物質が残っている場合があります。お店で食べる時は店主さんが精いっぱい処理をして出してくれますが、家では難しいかもしれません。そんな時は、この2つを頭に入れておいて下さい。よく水洗いすることとよく火を通すこと。スーパーで購入した部位も、流水で十分洗い、鍋料理にしてグツグツ加熱すれば、美味しく食べられます。ぜひ挑戦してみてください!


関連記事

ホルモンとは!みんなに話したくなるホルモンの豆知識!... ホルモンとは、独特な見た目と聞きなれない種類ばかりのイメージがありますよね。ホルモン専門店などがあるように、世間では一般的になってきている一方、まだまだ苦手な方も多いと思います。 実は、ホルモンとは低カロリーで栄養価が高い食材なんです。気になって...
低カロリーで美容効果も期待できるシマチョウの5つのこと!?... 「シマチョウ」と言われて何のことかピンとこなくても、「ホルモン」と聞いて「シマチョウ」を思い浮かべる人は少なくないかもしれません。 それくらいシマチョウはホルモンの中でもメジャーな部位ですが、具体的にどんな部位か知っていますか? シマチョウ...
焼肉のホルモンのカロリーは?旨いがカロリーが心配…... 焼肉はご飯が進むし、ビールも旨いけれどカロリーが心配です。でも、焼肉は食べたいですよね? そこで注目されているのはホルモンです。焼肉において、ホルモンのカロリーはカルビやロースなどと比べると低カロリーというイメージがあります。 焼肉をしても...